読書貯金はじめました。

読書貯金とは私の造語です。本を要約・評価しつつ記事にして、読み返して智慧になるような記事を書いていきたいと思います。

「暮れ六つ 尾籠憲一 異色短篇漫画集①/尾籠憲一」をAmazon読み放題サービスで読んでみました。

はじめまして。
KISOと申します。
本日は、尾籠憲一さんの「暮れ六つ 尾籠憲一 異色短篇漫画集①」という本についてご紹介いたします。

Amazonの著者紹介によると、

2005年より
サイト Web漫画 胎界主にて長編を掲載。
2017年に第二部完成後、短篇漫画を更新中。
内容は主にホラー・ダークファンタジーなど。

http://www.taikaisyu.com/

 
と、紹介されています。

元々、Webで漫画を連載されている方のようですね。

 

それにしても、最近はWebで自作の漫画を載せて、そこから一気に有名になっていく方が多いですね。

 

例えば、ワンパンマンであったり、『女の友情と筋肉』KANA | ツイ4 | 最前線

であったり、色々ありますね。

 

やはり、ネットの力は偉大です。

 

ちなみに、余談になりますが私は個人が作っているWeb漫画の中では金魚王国の崩壊

という漫画が好きです。

 

少し怖い内容かもしれませんが、とても考えさせられる倫理的な内容なので、お時間のある方は是非とも読んでみてください。

 

それでは話を戻しましょう。

 

まず、本書はAmazon上ではこのような評価となっております。

2018/10/10現在 ★★★★☆(12レビュー。実際は★4.5) 。


この本の構成としましては、三つの短編集が掲載されています。

 

1つ目は、「暮れ六つ」

 

2つ目は、「覗き顔」

 

3つ目は、「道連れ」

 

今回に関しましては、1つ目の「暮れ六つ」に触れていこうと思います。

 

話の概要としましては、2人の女学生がとある喫茶店に入っていくところから始まります。

 

そして、その喫茶店は「夕方に入ったら二度と出てこれなくなる」という噂のある喫茶店とのことです。

 

ちなみに、1人の女学生はその話を真実だと知っていて、もう1人は疑っているという典型的なパターンではあります。

 

茶店に2人は入ると、レモンスカッシュを飲みながら適当に雑談してフザケ合い、そして夕方時に雨が降り、それからはもう二度とでてこれなくなります。

 

というのも、ある一定の時間だけ外は「黄昏の国」につながってしまうからなのだそうです。

 

ですが、この作品の面白いところは、二度と出てこれなくなるとは、どういうことなのかということを読者に明かすシーンにあるのでしょう。

 

作品が漫画である以上、なぜ出てこれなくなるのか、出てこれないその先にはどの景色が広がっているのかは実際に読んでみてください。

 

あまり、話しすぎてネタバレになってしまってもいけないので。

 

ちなみに、この話には色々と謎が残った状態で終わりを迎えます。

 

たとえば、1人の女学生はどうして、その喫茶店に入ると二度と出てこれなくなることを知っていたのか。

 

二度と出てこれないのであれば、その事実を知っているということがそもそもおかしいという話にもなりますが……。

 

そして、その喫茶店の店員は何者なのか……。

 

人間だったのか、それとも人間じゃなかったのか……。

 

私個人としましては、ネット上に転がっている異世界に行ってしまった系の話に近いようにも感じられます。

 

たとえば、一時期有名になった「きさらぎ駅」という話はご存知でしょうか。

 

もし、聞いたことがないという方がいらっしゃったら、一度読んでみても良いと思われます。

 

これもなかなか不思議な話ですので。

 

こちら、概要をまとめたリンク先となっております。

きさらぎ駅 (きさらぎえき)とは【ピクシブ百科事典】


また、異世界へ行く方法として有名な都市伝説としてはエレベーターを用いたものもありますね。

 

異世界 エレベーター」と、Google先生に質問してみると、色々と記事が出てきますのでお暇な時にでもご覧ください。

 

また、2018年のお盆時期にも、とある2歳児が3日間行方不明になった後に、発見されるという不思議なニュースがありましたね。

 

こうして色々と列挙していくと、異世界関係な不思議な話はいくらでもネット上に転がっています。

 

この「暮れ六つ」も、そのような話に分類されるような物語なのだと思います。

 

客観的に見れば、テーマがありきたりという点では残念ですが、内容がキレイにまとまった漫画だと考えると高く評価するべきなのかもしれません。

 

もっとも、私自身が都市伝説であったり、怪談であったり、オカルトめいた物語を聞くのも読むのも好きだということもあるので、結局のところ主観的に見れば普通に面白かったのですが(笑)。

 

ちなみに、残りの2つの話もとても面白いので是非ともご覧ください。

 

ただし、ジャンルとしてはホラーに分類されると思いますでの絵柄はちょっと怖いので苦手な人にはちょっと向かないかもしれませんが……。


それでは、本日はここまでとなります。

また、次回の記事でお会いしましょう。 

暮れ六つ 尾籠憲一 異色短篇漫画集?

暮れ六つ 尾籠憲一 異色短篇漫画集?